SSブログ

タンギングとは離すことだったんですな [音楽]

最近タンギングに凝ってます。(笑)

っていうか、タンギングがうまくできなくてはまってました。

Canonballなんかを聞いてると特にわかるんですが、アタックがかなりしっかりしていて、それが音楽を歯切れよく、リズミカルにしてる感じがします。
後、バラードのときもサブトーンでやさしく歌いながら、アタックが”どぅだどぅだどぅだ”って(表現がいまいちだな。(笑))あるのが非常に気持ちよくて、何でこれができないんだろうかと。

最初に習ったときにタンギングの練習で、'トゥクトゥクトゥク’とか'ドゥクドゥクドゥクドゥク’って習ったんですが、それそのものは正しいんでしょうが、その使い方を間違えていたようです。
僕が今までやっていたのは、どちらかというと舌をリードに’もっていく’方に意識をつかって、その後の’離す’動作にはあまり気を使っていなかったんですな。

これだと、むしろ音を切るための作業になってしまい、アタックがうまくつかなかったんですねえ。
で、なんとなく全体にぬるーっとした演奏になっていたようです。

で、はたと、何で気づいたかよくわかりませんが、あ、そうかと。
むしろ離すときに意識を持っていけばいいのではないかと。
それをゆっくりはじめたら、結構イメージ通りのアクセントがつくようになって来ました。
ただ、大変なのは、これまではアクセントのタイミングに舌をリードに当てるイメージだったんですが、これだと、アクセントのタイミングに舌を離すことになるため、アクセントの前に舌をリードに持っていって、接触させるというステップが入ります。
これで微妙に一瞬ずれるんですよね。指と舌。

だいぶ慣れてきましたが、まだうまくいかない音がいくつか。
でも、おかげで全体のコントロールが安定してきた気がします。また、音の跳躍のときの音の立ち上がりがよくなってきました。

これに慣れればだいぶいい感じで演奏できるようになりそうです。


と思っていい気になってたら、ラリーテイル大先生の教本のタンギングの部分に、
’舌をつけて、離す’
って書いてありました。(笑)
もしかして常識だったんでしょうか。。。。。。

まあ気づかないよりましですが、もう20年もやってる人間の言うことではなかったかもしれません。
うーむ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゴルフとサックス [音楽]

ゴルフを練習していたおかげで、ちょっとひらめくことがありました。
ゴルフをやっている人はわかるかもしれませんが、ゴルフではほとんどの場合、何かを意図して動作を起こした場合、大体逆の結果になるようです。もちろん僕レベルの素人の場合ですが。
たとえば右に曲がる。曲げたくないから右から左にクラブを入れる。そうするとスライス回転がかかってどんどん右に行く。(笑)
飛ばないから力をいれると結果として力んでスイングスピードが落ちる。
などなど。
それから、一番重要なのはグリップ(クラブと体のコンタクトポイント)だと言うことですね。

で、サックスの話になるわけですが。
これまでは、安定して全音域を鳴らす為に、管の先まで息を出すイメージを心がけていたんですが、はたと、違うかもしらんなと。
どうも音によって、と言うか、管上の音の位置、えー、パッドを閉じる場所ですね、によって響きが違うなあと。管が長くなったり短くなったりするわけです。原理的には。
長い場合、レとかミとかは管鳴りしてボーって感じになって、高いとこ、シとか、ドとかは響きにくく、パリンとした音になってしまいます。
これがいやで、これまでも色々やってたんですが、なかなかうまくいきませんでした。
これが、特にCanonballとかだと、音域を問わず、ぶわーっとなってる感じがするんですねえ。

で、逆に考えてみたわけですな。管全体じゃなくて、たとえばネックを鳴らすイメージでどうかなと。
とにかくネックを鳴らすことに集中する。まあ、管はつながってるわけですから、ネックがきっちり響けば全体に共鳴するはずだと。
そうすると、よく鳴るんですね。コントロールも大分楽になりました。
で、調子に乗って、じゃあ、マウスピースのところに集中したらどうなるかなと。
いやーこれがうまくいくんですな。
全体になりもよくなりましたし、コントロールもきくようになりました。

自分の中では結構感動したんですが、いかがでしょうか。
これもゴルフの2次的効果といえましょうか。(笑)

と言うわけで、ゴルフの練習も音楽の役に立つと言う言い訳をしてみました。。。。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ブレッカー [音楽]

残念ながらなくなってしまいましたね。

いやー何と言ってよいやら。

メセニーの80/81の中のThank youを聞きながらご冥福をお祈りしました。

さすがに泣けましたね。

僕にとってはサックス奏者としては、常に遠くにそびえる巨山の様な存在でした。まあなるべき姿の理想像の一極でしたね。

昔を振り返ると、僕にJazzのすごさを一番最初に思い知らせてくれたのもBreckerのライブでした。

今を去ることもう20年ぐらいになるでしょうか。まだサックスをはじめたての高校生のころに、六本木のBody & Soulに行きました。

狭いライブハウスに、ブレッカー、エディゴメス、佐藤允彦、スティーブガッドというメンバーだったと思います。すごかったです。僕はブレッカーのほぼまん前でした。最初のライブがおそらく再接近だったのではないでしょうか。

そういえばブレッカーブラザーズ来日のときに会社サボってクリニックに行ったこともありました。

壇上で1対10ぐらいで色々教えてもらったんですが、ある練習方法をやってみてと言われて、やってみたら、ああ、君はできてるねって言われたのが非常にうれしくて、いまだに記憶に残ってますねぇ。これももう10年前ぐらいでしょうか。

色々浮気しますが、、やっぱり僕にとってはSanbornと彼が最初から今まで究極のアイドルなんですな。結局ここにかえってくるような気がします。

ご冥福をお祈りします。遺産は山ほどあるので、まあ困りませんが、やっぱりもう少し聞きたかったですね。偉大なMusicianはやはり薄命名でしょうかねえ。。。。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。